みやじ の登城備忘録

2018.4月スタートの続日本100名城スタンプラリーをメインに活動をしています。お城の散策と同時に地元B級グルメも堪能します。


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出羽・米沢城登城!続日本100名城55城目!伊達、上杉代々の居城・輪郭式の近世城郭~

米沢城

別名舞鶴城、松ケ崎城。

所在地:〒992-0052 山形県米沢市丸の内1-4-13。

城地種類: 平城。

築城年代:暦仁元年(1238)頃。

築城者:長井時広。

主な関連施設:米沢観光コンベンション協会観光案内所(続日本100名城スタンプ)。

文化財史跡区分: 県指定史跡。

内堀

2017年4月6日の「城の日」に財団法人日本城郭協会が続日本100名城を発表しました。山形県からは 鶴ヶ丘城とここ ” 米沢城 ”が選ばれました。スタンプを押したうえで登城数をカウントしたいと思います。今回の ” 米沢城 ”をもって続日本100名城、登城55城目とします。2023.5.6.登城。

米沢城概要:

築城年代は定かではないが、暦仁元年(1238)頃に長井時広が築いたのが始まりとされています。その後、伊達氏がこの地を支配すると伊達氏代々の居城として利用され、伊達政宗もこの城で生まれたと云われています。関ケ原の戦いの後、西軍に属していた上杉氏が大幅に減封され、ここ米沢城へと移り、その後明治維新まで上杉氏の居城として存続しました。

駐車場

ここ米沢城には、周囲に各種駐車場が完備されているので、困ることはありません。

 

案内図

今回、こちらの案内図にもある、北東の駐車場に車を駐車しました。

 

北側の水堀

堀幅ありますね、30m位はあるでしょうか?基本ここ米沢城は、遺構少なめなので必然的に水堀と土塁が主役となります。

 

北西の水堀

ここ米沢城は現在「松ケ崎公園」として市民の方達の憩いの場として、慕われています。桜の時期になると園内に桜が咲き誇り、花見客などで賑わうそうです。

 

 

ここ米沢城は天守の無い城で、天守の代わりに三重櫓が建てられていたそうです。

 

内堀・南東

関ケ原の戦い後、上杉景勝は120万石から30万石に大幅に減封されたが、家臣の召し放ちをしなかったとされています。そのせいで上杉家の財政はかなり逼迫していたと言われています。

 

菱門橋遠景

本丸の北側にこちらの菱門橋があります、さっそく近づいて見てみます↓

 

 

「菱門橋」橋名の由来:

江戸時代は本丸内の藩主が住んだ「御殿」からの南出入口にあたり、その通行を厳重に取り締まったことから「秘し門」と称されたことに由来するらしい。

 

 

菱門の上から見た水堀となります。

 

 

このまま堀沿いを東へと進み、本丸東の大手口から本丸内部へと入っていこうと思います。

 

上杉記念館

1896年(明治29)米沢城二の丸の寺院跡に、最後の藩主で伯爵となった上杉茂憲の本邸として建てられ、鶴鳴館と名付けられました。現在では、米沢の郷土料理の原点とも言われる、鷹山公の「かてもの」を味わうことができる米沢唯一の館として開放されているそうです。

 

駐車場からぐるっと堀沿いを来ましたが、もう少しで一周できます。

 

本丸東口・大手

こちららの正面の橋は「舞鶴橋」と呼ばれています。明治19年(1886)に完成した眼鏡橋でアーチ式の石橋です。(国指定登録有形文化財

 

 

眼鏡橋から水堀を見て見ました↑。この橋を渡り、本丸内部へと進んで行きます↓

 

上杉謙信祠堂

上杉謙信祠堂?さっそく説明版を見てみましょう↓

 

 

なるほど、今は何もないが、元々ここには上杉謙信の遺骸が安置されていた、とても神聖な場所だったんですね。その上杉謙信銅像も公園内にありました↓

 

上杉謙信

昭和49年(1974)米沢ライオンズクラブ発足10周年記念として建立されました。

 

上杉鷹山

財政難の米沢藩行政改革によって立て直した、上杉家9代藩主。みなさんご存じのあの名文句を残した人。「なせば成る、なさねば成らぬ何事も、成らぬは人の、なさぬなりけり」

 

J・F・ケネディーが上杉鷹山を知っていた事に驚きです。Σ(・□・;)

 

 

上杉神社

明治9年(1876)に米沢城本丸奥御殿跡に創建されました。(祭神は上杉謙信

 

 

 

大正時代に火災にあい焼失したが、米沢出身の建築学者伊藤忠太」設計で再建されました。

 

土塁跡

水堀沿いにある土塁跡を見学し、米沢城の散策を終了しました。

 

スタンプ押印

スタンプ設置場所:米沢観光コンベンション協会観光案内所。

スタンプの状態: " 普通 " 。

スタンプの印影:内堀北東からみた眼鏡橋

出羽・米沢城

見所ポイント本丸内堀土塁、各種銅像、等。

駐車場:本丸周辺に多数あり。

総評:現在の山形県米沢市に位置しており、米沢盆地の交通の要衝に築かれた平城。伊達、蒲生、上杉と長い年月を掛け改修整備し、現在のような近世城郭へと造り変えたその姿を、本丸周辺においてその一部を見る事ができます。現在でも残る、内堀・土塁・等、興味がある方はここ ” 米沢城 ” に週末あたり訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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