みやじ の登城備忘録

2018.4月スタートの続日本100名城スタンプラリーをメインに活動をしています。お城の散策と同時に地元B級グルメも堪能します。


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小谷城登城! 日本百名城43城目

小谷城

別名: なし

所在地: 〒529 - 0312  滋賀県長浜市小谷郡上町

城地種類: 山城

築城年代: 1520年頃?

築城者: 浅井亮政

文化財史跡区分: 国指定史跡

小谷城本丸

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平日ではあるが仕事が3日ほど休みになったので岐阜県、愛知県、滋賀県福井県の名城 8城(100名城)を巡る旅に出る事にしました。3城目はここ「 小谷城 」へ。

小谷城概要:

 小谷城は大永年間(1521~28)、浅井亮政が琵琶湖を一望する伊吹山系の小谷山に築城、戦国大名浅井亮政・久政・長政3代の居城であった。3代目の長政は永禄10年(1567)織田信長の妹お市を妻に迎え、勢力の拡大をはかった。しかし長政は元亀元年(1570)朝倉攻めに出陣した信長に突然反旗を翻す。そのため信長は浅井討伐に矛先を転じ、姉川で朝倉・浅井の連合軍を破ったが、小谷城を落とすまでには至らなかった。しかし信長は小谷城攻略を諦めず、天正元年(1573)、小谷城は信長によって落城した。城の建物遺構などはまったく残らないが、自然地形を巧みに利用した郭や崩れかけているものの石垣や空堀、土塁などが残り、戦国時代の山城の姿を伝えてくれる。と、手元の資料に書いてあります。

浅井三姉妹

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駐車場に到着すると、あちらこちらにこの様な " 看板 " が立てら

れていました。当時大河ドラマ「江  姫たちの戦国」を放送して

いたため、とても混雑していました。(現在はどうでしょうか)

 

登山道

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この小谷城は長細く円を描くように登って降りてこられるので

登山ルートにかんしてはそれ程悩む必要はありません。

 

 

本丸到着

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ここ本丸にはわずかではありますが石垣が残っています、なんで

も廃城後に建物群や石垣は転用されるために持ち去られたとか。

どうでもいいがこの石垣の前にある土を片付けたらどうなのか?

石垣が埋もれてしまっているのですが…。

 

案内図

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なかなか歩きがいがありそうな感じです、因みに看板右下にある

浅井の家紋は「三つ盛亀甲花菱紋」とよばれています。

 

本丸説明看板

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えんぴつデッサンで描かれた様な、とてもシブい説明看板です。

 

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気のせいだろうか、他の国指定史跡の城跡よりも看板類が少なく

とても簡素に感じられるのは?

 

大広間跡

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天守があったとされる場所から大広間跡を眺めてみます。

千畳敷と呼ばれているこの空間は85mx35m=約2975㎡。

山頂にこれだけの広さを確保するとはさすがです。

 

下山途中に

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舗装された道路で下山していると突然このような大きな岩が現れ

ました、よく見るとしめ縄の上に鳥居があります。

 

スタンプ押印

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スタンプ設置場所小谷城戦国歴史資料館

スタンプの状態: " 普通 "  真ん中がやや薄い感じです。

小谷城

見所ポイント:本丸、石垣、土塁、堀切、他

駐車場小谷城中腹駐車場(10台位)、小谷城山麓駐車場(30台位)

総評: 本丸を中心に浅井氏3代の歴史を偲ばせるかのように、多くの曲輪、石垣、土塁が現存しており、山王丸にある野面積の苔むした石垣は迫力がある。本丸と中の丸の間にある巨大な堀切も目を引く。と、手元の資料には書いてあります、まったくその通りだと思います。

元亀元年(1570)、織田信長は越前の朝倉義景を討伐するために挙兵、しかし義弟である浅井長政に裏切られ、命からがら退却。その後態勢を立て直し、小谷城に総攻撃を仕掛け落城させます。その際、浅井3姉妹が信長の元に送り届けられました。大河ドラマ等でよく知られている歴史ですが、まさにその舞台となった山城がこの「小谷城」です

この城跡を歩くと当時はいろいろ大変だったんだなぁ~と感慨深い気持ちになります。

こんな歴史の舞台となった山城、小谷城跡に訪れてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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