上田城
別名: 尼ヶ淵城(あまがふち)伊勢崎城、真田城、
所在地: 〒386-0026 長野県上田市二の丸
城地種類:平城
築城年代: 天正11年 (1583)
築城者: 真田昌幸
文化財史跡区分:国指定史跡、長野県宝(南櫓、北櫓、西櫓)
上田城登城!百名城No.27 2010.11.20
週末2日間で長野県のお城5城制覇の旅2城目はここ上田城へ。
西櫓
西櫓の下の石垣をよく見てみると上下での違いに気が付く。
何らかの理由で積みなおしたものと思われます。
南櫓
こちらは南櫓下の石垣ですが、今まで見てきた各地の石垣と違いとても
ユニークな積み方(色、形、大きさ、石質、等)近年に土建屋さんが積んだのか?
南櫓(2)
下段の石垣だけではなく、中断の石垣も実に面白い。
真ん中に富士山型の石垣がない部分があります、説明看板によると
「中央部の断崖露出部分は、崖が張り出しており石垣が無かった部分であることから
原型に基づきモルタルで修復しました。」と書いてあります。
けやき並木(二の丸堀)
ケヤキ並木遊歩道はかつての上田城二の丸の堀跡です。約646間(1163m)の堀が二の丸をかぎの手状に囲み、上田城の守りに役立っていました。
と、" 信州上田観光ガイド " のHPに書いてありました。
二の丸堀
昭和3年には上田温電北東線が開通し、電車が走っていました。現在は遊歩道として使用され、秋の上田城けやき並木紅葉まつりには紅葉が上田城を色鮮やかに彩ります。
と、これまた " 信州上田観光ガイド " のHPに書いてありました。
東虎口櫓門
平成6年(1994)には東虎口櫓門が復元されました。
両脇の南櫓と北櫓は明治年間に上田遊郭に払い下げられていたものを
昭和18年(1943)から昭和24年(1949)にかけて再移築したものです。
東虎口櫓門(2)
すごい人気でとても混雑していました。
真田石
城内で一番大きい大石(長径3m)。真田信之の松代移封のとき持ち去ろうとしたが
不動であったとの伝説をもつ。
この真田石を初めとして、上田城の石垣の石材の大部分は市街地北方の
太郎山産の緑色凝灰岩を使用しているみたいです。
本丸濠
内濠の様子、本丸側と二の丸側の土塁は共に急斜面なので滑ったら落ちます。
櫓からの眺望
この現在駐車場になっている場所、上田城南側の崖下にはかつて千曲川の緩やかで深い分流があり、天然の堀となっていました。
この場所を「尼ヶ淵」と称したことから、上田城は別名「尼ヶ淵城」とも呼ばれていました。
スタンプ押印
スタンプ設置場所: 上田城南櫓内、冬季は博物館
スタンプの状態: 状態は " 良 " 縁の部分が不鮮明ではありますが綺麗に押せました。
ご当地B級グルメ
長野県上田市を訪れたら、「絶対行くっ!」と決めていたお蕎麦屋さんがありました。
そこは、食通としても有名だった文豪の池波正太郎さんも 通ったといわれる
とても有名なおそば屋さん「刀屋」さんです。 注(日曜休み)
これぞ手打ち、と思わせるそばのコシと食感、そしてボリュームが特徴の
満足度100%の美味しいお蕎麦です。ここで食べました↓
https://tabelog.com/nagano/A2004/A200401/20000113/
上田城
見所ポイント:北櫓、南櫓、西櫓、東虎口櫓門、けやき並木、真田石、真田井戸、等。
駐車場:櫓前の上田城跡駐車場(100台位)一時間まで無料。
総評:ここ上田城はみなさんご存じのとおり、真田昌幸によって築城されました。
第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城として
知られています。
往時、千曲川の分流の尼ヶ淵から望んだ南櫓と西櫓の姿はさぞかし素晴らしかったんだろうなと思いました。(現在駐車場になっているのが口惜しい)
現在残っている遺構は、そのほとんどが仙石氏の時代の物ですが、
東虎口櫓門や3基の櫓等、見所が沢山あります。
残りの櫓4基や武者だまり等、今後の復元整備に期待します。