松本城
別名: 深志城、烏城
所在地: 〒 390 - 0873 長野県松本市丸の内4 - 1
城地種類: 平城
天守の現況: 層塔型 五重六階 木造(現存)
文化財史跡区分:国指定史跡 大天守、乾小天守、渡櫓、月見櫓、辰巳付櫓、(国宝)
松本城登城 百名城No.29 其の二
週末2日間で長野県のお城、5城制覇の旅4城目はここ " 松本城 " へ。
天守の外へ
最上階の 桔木構造を見て感心したあと、外にでました。
松本城は外観もさる事ながら、その内部においてもまさに国宝といった感じです。
けやきの大木
松本城周辺には " けやき " の大木が何本かありますが、この石垣部分にある
物が一番大きいようです。
「この松本城天守をここから何百年も見守っていたんだな君は、お疲れ様」。
と、声をかけてあげました。(周りに誰も居なかったので…)
濠と石垣
城内にはこのように風情ある場所が多数存在します。(不思議と心が癒されます)
夜間にはライトアップされるのでしょうか?
太鼓門
太鼓門枡形の一の門をいいます。江戸時代は倉庫として使用されていました。明治初年に破却されましたが、平成3年から発掘調査、同4年に石垣の復元を完了し、同11年に土台石の形に合わせて柱を削り、太鼓門が復元されました。
と、資料に書いてありました。なるほど、そうなんだと感心する。
樹齢400年の檜、梁は140年の松を使用しています。
復元の本気度が凄すぎです。(さすが国宝松本城!)
太鼓門の建設年代は明確ではありませんが、石川氏の時代には完成していたと考えられています。門台南石垣の西土中から金箔瓦が発見され、市立博物館に展示されています。と、資料に書いてありました。
玄蕃石 (げんばいし)
松本城最大の石で、重さ約22.5トン。
松本の東、岡田か山辺の石といいます。松本城を築城した石川玄蕃守康長が運ばせた巨石で、運搬の苦労を物語る伝説が伝えられています。康長の名にちなんで玄蕃石と呼ばれています。と、これまた資料に書いてありました。
黒門と二の門
本丸内を出るため再び黒門と二の門を通ります。
濠
松本城の濠は、ほぼ全てかなり浅いです。歩いて渡れそうな感じです。
往時の水深はどれ程だったのか?とても気になります。
再び天守を眺める
かっ、カッコいい!
連結された櫓群との造形美が素晴らしいっ!
何処から見ても " 様 " (さま)になります。
よ~く見てみると一本ワイヤーみたいな物が…。
雪化粧をした松本城や、夜間ライトアップされた
松本城を見てみたいと思いました。
スタンプ押印
スタンプ設置場所: 松本城管理事務所
スタンプの状態: " やや悪 " 状態はあまり良くありません(2010年当時)。
松本城
見所ポイント:大天守、乾小天守、渡櫓、辰巳付櫓、月見櫓、黒門、太鼓門等
駐車場:松本市営開智駐車場が近くて安いのでおススメです。
総評:黒い下見板と白壁が美しく調和した天守を中心とした天守群の
複雑さと組合せの妙は全国一。
本丸内からの姿も、城外水堀越しに見た姿もそれぞれに美しい。
と、手元の資料に書いてあります。(まったくもってその通りです)
松本城は世界遺産の姫路城とともに2基しか現存していない五重天守として
とても貴重なお城です。その姫路城が世界遺産に指定されている事を考えると
やはり松本城も " 世界遺産 " に指定されるべきだと思いました。
大天守を中心とした各櫓群との複合造形美はもはや芸術レベルだと思います。