松本城
別名: 深志城、烏城、
所在地: 〒390 - 0873 長野県松本市丸の内4 - 1
城地種類:平城
天守の現況:層塔型 五重六階 木造(現存)
文化財史跡区分:国指定史跡
松本城登城 百名城No.29 2010.11.21
週末2日間で長野県のお城5城制覇の旅4城目はここ " 松本城 " へ。
内堀から見る二の門
内堀を渡ったところにある門で、高麗門です。平成元年11月、この門とこれに続く控塀(ひかえべい)がつくられ、枡形が復元されました。
黒門
本丸へ入る重要な入り口です。
この門を入るとかつては本丸御殿がありました。本丸御殿に通じる格調高い正式な門という意味で、当時の最高の色調である黒の名を冠して「黒門」と呼んだと考えられています。
松本城天守南西面
黒門から本丸へ行く前にどうしても内堀越しに見ておきたかった
やはり国宝天守は一味ちがいます。
本丸からの天守
この松本城天守は内堀(南西)から見るのと本丸側(東)から見るのとでは
かなり違う印象を受けます。
本丸からの天守(2)
松本城クラスともなると観光客の数が凄いので、朝1番での登城が基本です。
(写真に人が大勢写ってしまう)
天守内部へ
正面真下から天守を眺める、興奮する瞬間です。
柱、梁
入口でもある乾小天守の丸くて太い柱と梁です、とてもりっぱです。
大天守の柱はすべて角柱ですが、乾小天守には角柱とともに丸太柱が使われています。梁にも丸太が使われています。
大天守(展示品)
大天守の内部では甲冑や火縄銃等の展示品も多数あります。
屋根の下に隠れ窓の無い階
ここは乾小天守三階と同じく下から二重目の屋根がこの階の周囲を巡ってつくられているため窓が作れません。隠し階、暗闇重などと呼ばれています。
手斧削りによる貝殻状の「はつり紋」が美しく浮かび上がります。
桔木(はねぎ)構造
屋根裏を見上げると太い梁が井の字の形に組まれています。
何でも、天守最上階の重い瓦屋根の軒先が下がらないように支えるため、テコの原理を使った装置らしい。(仕組みはよく分からなかった)
天守からの眺望
芝生にある黒い線は往時、本丸御殿が建てられていたと考えられる
区画を表しています。
天守からの眺望(2)
この内堀の幅は松本城として近代城郭へと作り変える際、当時主力の武器であった
鉄砲の威力と有効射程を計算して、この幅になったと、昔テレビで放送していました。
其の二へつづく