土浦城
別名:亀城。
所在地:〒300-0043 茨木県土浦市中央1 。
城地種類: 平城。
築城年代: 室町時代中期頃。
築城者: 菅谷氏?。
主な関連施設:土浦市立博物館(スタンプ、御城印、パンフレット、駐車場)
文化財史跡区分: 県指定史跡
櫓門
2017年4月6日の「城の日」に財団法人日本城郭協会が続日本百名城を発表しました、茨木県からは ” 笠間城 " そしてここ” 土浦城 ”が選ばれました。スタンプを押したうえで登城数をカウントしたいと思います。今回の ” 土浦城 ”をもって続日本百名城、登城38城目とします。
2022.3.20.登城。
土浦城概要:
土浦城は室町時代頃に築城されたと云われていて、現在の土浦城は江戸時代に近世城郭として大改修され、現在に至ります。歴代城主には松平氏・西尾氏・朽木氏・土屋氏などが名を連ねます。江戸時代後期には9万5千石の所領となりますが、明治維新の際に廃城となりました。
土浦城現在図
現在ではご覧の通り、本丸と二の丸、そして僅かな水堀が残るのみとなっています。車で来る場合は土浦市立博物館の第二駐車場に停めると便利です。
こちら↑が「土浦市立博物館」となります。2022.3.20.現在、ここで続100名城のスタンプと御城印とパンフレットが入手できます。尚、博物館第二駐車場は出庫する際にカードが必要になるので、事前にこちらで貰っておきます。(ここ一カ所で全て用が足りるので、助かります)
西櫓
駐車場から博物館横を通って本丸に近づくと、いきなり水堀越しに西櫓が現れます。
西櫓の説明看板があったので、見てみましょう↓
キティ台風…、名前は可愛いが、恐ろしい…。
土浦城本丸
土浦城本丸跡となります、現在本丸には西櫓、東櫓、櫓門、を見る事ができます。
ここで一旦西櫓まで戻り、水堀をぐるりと回って見てみます↓
場所は本丸の北西となります、深さはともかく幅があります。
こちらが北側となります。
東から見た " 東櫓 " となります。因みに現在では、博物館で入場券を購入するスタイルになっています。
土浦城・旧前川口門
二の丸入口付近にこちらの門がありました、説明看板があったので見てみます↓
よく腐らずに現在まで……。凄いですね。
土塁跡?
先程の旧前川口門の近くに、こちらの土塁跡みたいな盛り上がりがありました。説明看板等は無く、遺構かどうかはわかりませんでした。
二の丸跡
この後、南側の櫓門から本丸内へと進んでいきます↓
櫓門
明暦2年(1656)に改築されたと云われていて、本丸にある櫓門としては、関東地方では唯一現存するものだそうです。
櫓門から本丸内へと進入、結構広いですね。ここからすぐ右手の東櫓へと向かいます↓
東櫓からの景色
東櫓から北を見た写真がこちら↑。タクシー会社の名前、最高です。
東側からの景色です。
そして南側がこちら↑
東櫓内部
東櫓は譜代大名西尾氏が土浦城主であったときに建てられたと伝えられ、西櫓とともに東西の土塁の上に存在していました。(パンフより抜粋)
この東櫓は明治時代の火災で本丸館とともに焼失したと言われていましたが、平成10年(1998)に復元されました。構造形式:木造本瓦葺き 二階建(二層二階)入母屋造り。
御城印
御城印販売場所:土浦市立博物館。
御城印のサイズ:通常サイズ。
御城印の値段¥:一枚300円。
スタンプ押印
スタンプ設置場所:土浦市立博物館。
スタンプの状態: " 良 " 少し力んでしまった。
スタンプの印影:西櫓?。
常陸・土浦城
見所ポイント:本丸、二の丸、水堀、土塁、櫓門、霞門、旧前川口門、等。
駐車場:土浦市立博物館第二駐車場(38台)。
総評:往時、三重四重にも巡らされた水堀は現在存在しませんが、本丸を中心に円心状に展開する水堀を有する水城の姿を想像しながらの散策はとても楽しくまた、有意義なものでした。東櫓、西櫓、櫓門、霞門、旧前川口門等、貴重な文化財を見る事ができるここ土浦城に週末あたり訪れてはいかがでしょうか。