犬山城
別名: 白帝城
所在地: 〒484 - 0082 愛知県犬山市犬山字北古券 65 - 2
城地種類: 平山城
築城年代: 天分6年(1537)頃?
築城者: 織田信康?
天守の現況: 望楼型 三重四階地下二階 木造(現存)
犬山城天守
平日ではあるが仕事が3日ほど休みになったので岐阜県、愛知県、滋賀県、福井県の名城 8城(100名城)を巡る旅に出る事にしました。2城目はここ「 犬山城 」へ。
犬山城概要:
木曽川沿いにある、高さ88mの丘に築かれた平山城。織田信長の叔父織田信康が砦を城に改修し創建した。江戸時代には尾張藩の付家老である成瀬正成(なるせ まさなり)が入り、以来成瀬氏9代の居城となった。現存する国宝天守は慶長期に建てられ、元和期に改修された。別名の白帝城は、木曽川沿いの丘上の姿が、長江流域の白帝城の姿に似ていると荻生徂徠(おぎゅう そらい)が命名したもの。と、手元の資料にあります。
犬山橋から
犬山城駐車場へと向かう途中で犬山橋から写真を一枚。
こうやって天守を遠くから眺めるのもまた一興かと。
桜並木通りから
せっかくなので駐車場へ行く前に、木曽川沿いにある桜並木通り
を散策してみました。
いざ登城
ここ犬山城はおそらく、日本一駐車するのに難儀するお城だと
思います。なぜなら土日はもちろんの事、平日でも開城30分も
すれば駐車場は満杯になるからです。(朝一番の登城が必須)
天守
天守は三重四階で、高さ約18m、一階平面は18×15mの規模です。
います。
正面から
二重櫓の上に望楼を載せた感じの天守です。
初重は下見板張ですが二重目から上は漆喰塗籠となります。
後堅固
これがあの「 後堅固 」 か、と感激し暫くの間見入ってしまい
ました。
小さいながらも、この " 凛 " とした佇まいがとても素晴らしい。
木曽川
せっかくなので橋の中央まで移動してみます。
それにしてもこの川、川幅がかなりあります。
天守
この天守の南側は本丸の郭となっており、現在は針綱神社など
三つの神社地になっています。
尚、三光稲荷神社は縁結びの御利益があるそうです。
晴れの日には遠く岐阜城を見てとれるらしい。
スタンプ押印
スタンプ設置場所:本丸門の二階管理事務所
スタンプの状態:" 良 " とても綺麗に押すことができます。
犬山城
見所ポイント:天守、石垣、空堀、後堅固、天守からの眺望、等。
駐車場:犬山城近くの第1駐車場は開城20~30分で満車になるので注意。
総評:天守はそれ程大きくはないが、天守東面の正面には入母屋破風、三階の南北には唐破風があり、四階の華頭窓なども含め意匠的にも見ていて飽きる事がない。木曽川の畔からの城の眺めの美しさは、漢詩にちなんで「 白帝城 」 の雅称を生んだ。
と、手元の資料に書いてあります。まったくその通りだと思いました。
木曽川と絶壁に後方を守られその要害ぶりから「 後堅固 」 と称され、見る者達を圧倒してきたその雄姿を是非、自分の眼で見て下さい。絶対に来て良かったと感じてもらえるはずです。年間来城者数が50万人を超える人気のお城、「 犬山城 」平日でも駐車場がすぐに満車になってしまうという弱点はありますが、城下町も含めてとても見所があり、満足できるお城となっています。こんな素敵な国宝犬山城に週末あたり訪れてはいかがでしょうか。