みやじ の登城備忘録

2018.4月スタートの続日本100名城スタンプラリーをメインに活動をしています。お城の散策と同時に地元B級グルメも堪能します。


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諏訪高島城登城! 続日本百名城 1 城目

高島城

別名: 諏訪の浮城、島崎城、

所在地:長野県諏訪市高島1丁目20-1

築城年:文禄元年(1592年)

築城者: 日根野高吉

城地種類:平城

文化財史跡区分:市指定史跡

諏訪高島城 2018.4.8

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2017年4月6日の「城の日」に財団法人日本城郭協会が続百名城

を発表しました。長野県からは龍岡城五稜郭高島城が選ばれました。

続百名城は幾つか登城済みですが、スタンプを押したうえで登城数

をカウントしたいので今回、高島城を登城1城目とします。

諏訪高島城概要:

諏訪社の神職諏訪氏は、戦国時代には上原城を本拠に国人領主化したが、やがて武田氏、ついで徳川氏に従い、天正18年(1590)に徳川氏の関東入りにともなってこの地を離れた。代わって、築城の名手と名高い日根野高吉が諏訪に入り、文禄元年(1592)から7年がかりで諏訪湖畔に高島城を築いた。

城の完成後3年ほどで日根野氏は下野壬生へ移封され、諏訪氏が11年ぶりに父祖の地を回復する。その後、諏訪氏は高島藩3万石の藩主家として、明治維新まで家名と城を守り抜いた。と、手元の資料に書いてあります。

 駐車場から

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天守のすぐ脇にある駐車場に車を停めて、早速散策開始。

いつ来ても思うのですが、この電線どうにかならないのか?

 

かぶき門・かぶき橋

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城内へ入る前にまず、外周から攻めて行こうと思います。

桜が満開の様子がすでに見てとれます。

 

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木橋を渡ったところに冠木門がありました。

冠木門とは左右の柱の上部に一本の貫を通しただけの簡単な門の

事をいうが、高島城を描いた絵図からは楼門あるいは高麗門と

呼ばれる屋根付きの門であった事が伺えます。

おそらく当初は冠木門であったものが後に楼門に建て替えられ

名称のみ残されたものでしょう。と、看板にかいてあります。

 

隅櫓と桜

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角櫓が1970年(昭和45年)に天守とともに復興されました。

 

 

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濠越しに見る満開の桜です、城内もきっと満開なのだろうと

期待が膨らみます。

 

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こちらは市役所横、歩道橋付近の石垣と桜です。

(土日)はこの市役所の駐車場が解放されているので安心です。

 

歩道橋から

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写真に人は写っていませんが、かなりの人で混雑していました。

この時期の高島城公園は皆に人気があり、活気に満ち溢れています。

 

しだれ桜

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土戸門近くにある、しだれ桜です。

 

いざ、城内へ

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予想どおり、城内の桜は満開でした。

 

 

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提灯が取り付けられています、桜祭りの準備でしょうか。

 

城内の桜

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ここ高島城公園には、ソメイヨシノを中心にシダレザクラ

ヒガンザクラ、ヤエザクラなど約90本の桜が植栽されています。

 

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この日は天候に恵まれ、最高のロケーションでした。

 

天守と桜

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昭和45年(1970)に本丸跡にRC造で建てられました。

屋根は寒冷地対策が施されていたそうです。

 

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高島城は往時、城の際まで諏訪湖の水が迫り、湖上に浮いて見

えた事から別名「諏訪の浮城」と呼ばれていました。

 

天守内部へ

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受付で入場料を支払い内部へ、スタンプと共に続100名城の

認定証が飾ってあります。

 

浮世絵の中の高島城(1)

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こちらの浮世絵は葛飾北斎による作品で、「富嶽三十六景」の

" 信州諏訪湖 " です。

 

浮世絵の中の高島城(2)

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こちらの浮世絵は渓斎 英泉(けいさい えいせん)作の

木曽海道六十九次」 " 塩尻領諏訪ノ湖水眺望 " です。

 

 

天守からの眺望

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城内は桜が満開!

 

 

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冠木門付近の桜です、咲き乱れている感じです。

 

 

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天守から見る諏訪湖畔です、現在は埋め立てられてご覧のとおり

ですが往時は天守の目と鼻の先まで水面があったそうです。

 

冠木門と桜

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天守を出て再び本丸公園内へ、冠木門と桜のコラボレーションが

綺麗だったので思わずシャッターをきりました。

 

光り輝く桜

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太陽光があたり、桜がキラキラと輝いて綺麗だったので1枚。

 

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この日の主役は天守でも石垣でもなく、" さくら " でした。

 

帰路に就く

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後ろ髪をひかれつつ、家路に就く事にしました。

最後に1枚、高島城址を写真に収めました。

 

スタンプ押印

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スタンプ設置場所天守1階展示室内

スタンプの状態:" "  真新しいので綺麗に押せます。

諏訪高島城

見所ポイント: 本丸、天守、冠木門、冠木橋、角櫓、内堀、石垣

駐車場: 市営の無料駐車場が天守直下にアリ。(土日は市役所に駐車可)

総評: 望楼型三重の天守は、小振りながら秀麗な姿を見せている。かつては天守石垣まで諏訪湖が迫っており、その情景を三階展望コーナーの眺望から想起する事ができる。濠と丁寧に積み上げられた石垣も間近で見る事ができる。と、手元の資料にあります。

まったくその通りだと思います。かつて天守石垣の際まで諏訪湖の水面が迫るほどに湖の近くにあり、" 諏訪の浮城 " とまで言われ、浮世絵にも描かれました。

また、「 諏訪の殿様良い城持ちゃる うしろ松山前は海 」と歌まで残っている高島城。

浮世絵を見ると、当時は本当に見る角度によっては湖に浮いている様に見えたんだなぁ~と感心してしまいます。(なんで埋め立ててしまったんだろう?と残念に思います)

こんな素敵な諏訪高島城に週末あたり訪れてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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